思い立ったら全力疾走

☆宅建試験独学合格 ☆ハウスクリーニング ☆ちょっとした掃除ネタ 思いつくままに書き綴っています

宅建合格後の「宅建士資格登録申請」「宅建士証交付申請」はテキパキとやってしまおう

f:id:susume123:20201127163051j:plain

宅建合格後は、宅建士証を手にするまでに結構やるべきことがあります。

2年の実務経験がない場合は登録実務講習を受講して、宅建士資格登録申請をして、宅建士証交付申請をして・・・

で、やっと宅建士証を手に出来ます。

この資格登録申請をするための提出書類が意外と多く、見たことも聞いたこともない書類名を見て、ちょっと戸惑うかもしれません。

提出後に不足書類があったり、勘違いして取り寄せた書類があったりすると、再提出ということで二度手間になりかねません。

ここでは、「宅建士資格登録申請」と「宅建士証交付申請」の提出書類について戸惑いそうなところを重点的に書いてみました。

手続きの際の参考となればうれしいです。

なお、各都道府県により異なる部分もあると思いますので、最終的に分からないところは各都道府県に要確認です。

「宅建士資格登録申請」に必要な書類

因みに、2年の実務経験のない方は、登録実務講習は受講済みですか。

「まだ」と言う方は、さっさと講習を受けてしまいましょう。

www.susume123.com

 

試験に合格すると合格証書と一緒に「宅建士資格登録の手続き案内」が同封されてきます。

この書類の中に「都道府県別の登録等の手続きについて(○○県用)」という都道府県ごとの手続き方法の説明書が入っているので、それを参考に書類を作成し、法務局、市区町村から書類を取り寄せすることになります。

 

提出書類等

①登録申請書

②誓約書

③身分証明書(身元証明書)

④登記されていないことの証明書

 (成年被後見人及び被保佐人に該当しない旨の証明書)

⑤住民票の抄本

⑥合格証書

⑦写真

⑧実務に必要な実務経験を証する書面

⑨登録手数料37,000円

⑩印鑑

 

では、順に説明していきます。

①登録申請書

記載箇所でちょっと戸惑うのが「住所市区町村コード」「本籍市区町村コード」

説明書きには「都道府県の窓口備付けのコードブック(総務省編「全国地方公共団体コード」のコードを記載する)」って書かれています。

が、いちいち県庁に調べに行くのも面倒です。

って、ググったらありました。

【総務省ホームページ総務省|電子自治体|全国地方公共団体コード)

その横の 

   都道府県 

   市郡区 

   区町村 

は、太い四角で囲まれていないので、記入しなくて良いかと思いきや記入します。

 

「認定コード」は、登録実務講習を受講したので「1」を記入。

「認定年月日」は、登録実務講習修了証に記載されている「交付年月日」を記入。

  ※以上、登録実務講習を受講した場合

「合格年月日」は、合格証書に記載されている年月日を記入します。

②誓約書

署名押印をして、年月日、○○知事殿を記入します。

③身分証明書(身元証明書)

本籍地の市区町村で取り寄せします。

早合点して運転免許証やパスポートをコピーして提出しないようにしましょう。

④登記されていないことの証明書

全国の法務局・地方法務局しか扱っていません。支局・出張所では取り扱っていないので注意が必要です。

なお、郵送での請求は東京法務局しか出来ないようです。

私は、郵送により取り寄せしました。

 

郵送による場合

・登記されていないことの証明申請書

 (収入印紙300円添付)

・返信用封筒

 (自分の宛名記入、切手添付)

・本人確認書類のコピー

 (運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポート等)

以上を東京法務局に送付します。二週間位で返送されました。

⑤住民票の抄本

本人のみが記載されたものです。

個人番号(マイナンバー)が記載されていないもの。

本籍地、続柄の記載も不要です。

⑥合格証書

郵送の場合はコピーでいいようです。

私は、原本持参しましたが、担当者の方が「原本コピーさせて頂きます」と言ってコピーしてました。

⑦写真

申請前6ヶ月以内に撮影した縦3㎝×横2.4㎝のカラー写真を登録申請書に添付。

私は、デジカメで撮影したものを既定の大きさに加工して添付しました。

⑧実務に必要な実務経験を証する書面

「実務経験証明書」や「登録実務講習修了証」など。

私は、登録実務講習を受講したので「登録実務講習修了証」原本を提出しました。

⑨登録手数料37,000円

納付方法は、都道府県により異なるようです。

現金により納付する方法。

納付書により納付する方法。

私の県では、県収入証紙により納付する方法でしたので、登録申請書2枚目に37,000円分の県収入証紙を添付して提出しました。

⑩印鑑

書類を持参する場合は、訂正とかあるかもしれませんので、取り敢えず印鑑は持参した方がいいと思います。

登録されるまでの期間

県庁の担当者の方からは「登録の通知は1ヶ月以上掛かります」と言われましたが、20日後に通知が届きました。

「宅建士証交付申請書」に必要な書類

資格登録が終わると「宅地建物取引士の資格登録について(通知)」と一緒に宅建士証の交付申請手続き方法が同封されてきます。

資格登録申請よりも簡単です。

 

提出書類等

①宅地建物取引士証交付申請書

②写真2枚

③交付手数料4,500円分

①宅地建物取引士証交付申請書

各都道府県のホームページから書式をダウンロードできます。

記載にあたっては特に難しくありません。

②写真2枚

申請前6ヶ月以内に撮影した縦3㎝×横2.4㎝のカラー写真。

1枚を「宅地建物取引士証交付申請書」に添付。

もう1枚は申請書にクリップでとめて提出しました。

③交付手数料4,500円

資格登録手数料と同様、都道府県により納付方法が違うようなので確認が必要です。

私の県では資格登録同様、県収入証紙による納付方法でしたので、申請書に添付して提出しました。

宅建士証が交付されるまでの期間

郵送により申請しましたが、ちょうど二週間で、めでたく取引士証が届きました。

まとめ

「宅建士資格登録申請」と「宅建士証交付申請」の提出書類と用意するものについて書いてみました。

試験合格から宅建士証を手にするまでには、順当に手続きしたとしても結構な時間を要します。

法務局や市区町村で、直接書類を取り寄せできる方はいいのですが、私のように郵送で取り寄せしなければならない方も多いと思います。

「今日はこの書類を書いて―」「明日はあの書類を取り寄せして―」などと言わず、テキパキと一気に集めて手続きしてしまいましょう。